外壁調査

2026/2/4 10:55

「外壁調査」って何するの?業界歴20年のプロが基本を解説!【大家さん・ビルオーナー必見】

「うちのマンション、建ててから結構経つけど、外壁ってそのままで大丈夫なのかな?」 「外壁調査って聞いたことあるけど、具体的に何をするのかよく分からない…」
マンションやビルを所有するオーナー様なら、一度はこんな風に思ったことがあるかもしれません。

こんにちは!ロープアクセスとドローンを活用した外壁調査・修繕のプロ、株式会社クレンセです。

今回は、意外と知られていない「外壁調査」の世界について、弊社代表の神崎が、インタビュアーの竹田さんとの対談形式で分かりやすく解説します!

そもそも「外壁調査」って、なんで必要なの?

竹田: 早速ですが、「外壁調査」って、正直「外の壁を調べるんだろうな」くらいのイメージしかなくて…。そもそも、なぜ調査が必要なんですか?

神崎:いい質問ですね。建物って、実は人間の体と一緒なんです。時間が経つと少しずつ弱っていき、いわば"老化"が進んでいきます。

竹田: 老化、ですか!

神崎: ええ。その"老化"、つまり「劣化」を放置すると、ある日突然タイルが剥がれ落ちて通行人にケガをさせてしまったり、雨漏りが始まって建物内部にまでダメージが及んだり…。大変な事故につながる可能性があるんです。

竹田: うわあ、それは怖いですね…。

神崎: そうなんです。だから、大きな問題が起こる前に、「建物の健康診断」をして、今の状態を正確に把握する。それが外壁調査の最も大切な役割なんです。

え、義務なの!?知っておきたい外壁調査のルール

竹田: なるほど、建物の健康診断ですか!分かりやすいです。でも、その調査って「やった方がいいですよ」というレベルじゃなくて、「やらなきゃダメ」って法律で決まっているケースもあると聞いたんですが、本当ですか?

神崎: その通りです。実は、一定の規模や用途の建物は「特定建築物」に指定されていて、法律(建築基準法第12条)で10年ごとの定期的な調査・報告が義務付けられているんですよ。

竹田: 10年に1回!知らなかったです…。

神崎: しかも、このルール、実は自治体によって少しずつ内容が違うんです。東京と大阪では、対象となる建物の条件が異なる場合もあるんですよ。

竹田: へえ!地域によってルールが違うなんて、面白いですね。自分の建物が対象かどうか、一度しっかり確認しておく必要がありそうですね。

プロはどうやって見てる?外壁調査の2大巨頭!

竹田: 法律で義務付けられている調査では、「打診調査」「赤外線調査」という方法が主流だと聞きました。この2つ、一体どう違うんでしょうか?

神崎: はい、この2つが外壁調査の代表的な方法ですね。それぞれに全く違うアプローチで壁の"声"を聞くんです。

① コンコン叩いて音で診断!「打診調査」

竹田: 「打診」って、お医者さんが聴診器を当てるようなイメージですか?

神崎: まさにその通り!「打診棒」という専用のハンマーで壁を優しくコンコンと叩いて、その音の違いで内部の状態を探ります。

竹田: 音で何が分かるんですか?

神崎: 壁のタイルやモルタルがしっかりくっついている「健全な部分」は、コンコンと詰まった音がします。でも、内部で剥がれかかっている「浮いている部分」は、ポコポコと空洞のような軽い音がするんです。この音の違いで、目に見えない壁の中の異常を見つけ出すんですよ。

② 見えない熱を捉える!ハイテクな「赤外線調査」

竹田: もう一つの「赤外線調査」は、なんだかハイテクな響きですね!

神崎: こちらは、専用の赤外線カメラ(サーモグラフィ)を使って、壁の表面温度の違いを撮影する方法です。

竹田: 温度で壁の異常が分かるんですか?

神崎: ええ。先ほどの「浮いている部分」は、内部に空気の層ができているので、太陽の熱で温められると、健全な部分より温度が高くなります。逆に、壁の内部に雨水などが浸入している部分は、水の気化熱で温度が低く写るんです。この温度差を色で可視化することで、異常箇所を特定します。

どっちがいいの?シーン別・調査方法の選び方

竹田: なるほど!アプローチは違えど、どちらも壁の中の状態を調べるんですね。じゃあ、うちのマンションを調査する場合、どっちの方法を選べばいいんでしょうか?

神崎: それは建物の状況や周辺環境によって変わってきますね。それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

調査方法

メリット

デメリット

こんな建物にオススメ

打診調査

・診断の精度が高い

・狭い場所でも調査可能

・調査に時間がかかる

・「コンコン」という作業音が発生する

・隣の建物との距離が近い

・より精密な調査をしたい

赤外線調査

・スピーディーで広範囲を調査可能

・作業音がなく静か

・撮影に適した天候の制約がある

・狭い場所の撮影は困難

・敷地が広く、撮影スペースがある

・居住者への影響を最小限にしたい

神崎: 例えば、100世帯が住む大きなマンションで一日中「コンコン」と音がすると、居住者の方のストレスになりますよね。そういう場合は、静かでスピーディーな赤外線調査が向いています。逆に、建物が密集している場所では、赤外線カメラを設置するスペースがないので、打診調査が選ばれることが多いです。

20階建てのビル、どうやって調査するの?

竹田: よく分かりました!でも、20階建てみたいな高い建物って、どうやって壁を叩いたり撮影したりするんですか?

神崎: 高層ビルの調査には、足場を組む以外にも色々な方法があります。ゴンドラを使ったり、高所作業車を使ったり。そして、私たちクレンセが得意としているのが「ロープアクセス」という技術です。

竹田: ロープアクセス!前回教えていただいた、ロープ一本で壁をスルスルと降りていく、あれですね!

神崎: その通りです。足場を組む必要がないので、コストを抑え、短期間で調査が可能です。さらに、赤外線調査では、最近ドローンの活用が急速に進んでいます。

竹田: ドローンまで!すごい!

神崎: ドローンを使えば、人が近づけないような場所でも安全かつ正確に撮影できます。技術の進化で、外壁調査もどんどんスマートになっているんですよ。


まとめ:大切な資産を守るための「第一歩」

外壁調査は、単なる法律上の義務というだけではありません。 そこに住む人、その前を通る人の安全を守り、そして何より、オーナー様の大切な資産である建物の価値を維持するために不可欠な「第一歩」です。

「うちの建物、そろそろ健康診断の時期かも…」 「プロの目で一度、詳しく見てほしい」

そう感じたら、それはメンテナンスを考える絶好のタイミングです。


外壁調査・修繕について、もっと詳しく知りたい方へ

株式会社クレンセは、業界20年以上の確かな技術と、ロープアクセスやドローンといった最新技術を駆使して、安全・迅速・低コストな外壁調査・修繕を実現します。

「ちょっと相談だけしてみたい」「うちの建物だと費用はどれくらい?」など、どんな些細なことでも構いません。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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