外壁調査

2025/12/28 02:22

外壁塗装20年してないとどうなる?リスクや対処法を徹底解説!

「築20年になるが、一度も外壁塗装してない」

このように20年外壁塗装してない建物は、早めに対処することを強くおすすめします。


なぜなら、20年外壁塗装してない場合は、目に見える劣化だけでなく、内部で深刻なトラブルが生じており、手遅れになっている可能性があるからです。


本記事では、外壁塗装20年してない建物のSOSサインと生じるリスクを詳しく解説します。

記事後半には、外壁塗装20年してない場合にすぐとるべき対処法もあわせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

外壁塗装20年してない建物のSOSサイン

外壁塗装の寿命は10年と言われていますが、中には外壁塗装を20年してない方もいるのではないでしょうか。

気づかないうちに外壁塗装を20年していないケースも多く、放置していると外壁に下記のような症状が現れます。


  • チョーキング現象

  • 色褪せ・変色

  • ひび割れ(クラック)

  • 苔・カビの発生

  • 塗膜の膨れ・破れ

  • シーリングの硬化・断裂

チョーキング現象

外壁を指で触ったとき、白い粉が付着する現象がチョーキング(白亜化)です。チョーキングは、外壁塗膜が紫外線や雨風によって分解され、防水性能が失われているSOSサインです。


20年間外壁塗装してない場合、ほぼ確実にチョーキング現象が起きており、外壁は雨水を吸収しやすい状態になっています。


放置すると、内部の断熱材や下地の木材が腐食する可能性が高まるため危険です。

色褪せ・変色

外壁の色が褪せたり部分的に変色したりしている場合は、塗膜の劣化が進んでいる証拠です。

日当たりの良い面と、日陰の面で色の違いが大きい場合、紫外線によるダメージが蓄積しています。


20年放置すると塗膜が完全に劣化してしまい、外観の見た目だけでなく、防水性・耐候性も低下してしまいます。


美観と耐久性を保つためにも、色褪せは重要な劣化サインとして見逃してはいけません。

ひび割れ(クラック)

外壁に入るひび割れ(クラック)は、20年間塗装を放置した建物に多く見られる症状です。


小さなヘアークラックであれば表面塗膜の劣化ですが、深いクラックがある場合は、外壁内部にまでダメージが及んでいる可能性があります。


ひび割れを放置すると、雨水が亀裂から内部へ浸入し、外壁材の剥離・爆裂、さらには構造体の腐食へとつながるため危険です。

苔・カビの発生

外壁に苔やカビが発生している場合は、塗膜の防水性能が著しく低下し、湿気を外壁が吸い込んでいる状態です。


外壁塗装を20年していない場合、日当たりや風通しの悪い面を中心に広範囲で苔やカビが繁殖していることが多く、外観の劣化だけでなく健康面の悪影響も懸念されます。


さらに苔やカビは、外壁の水分保持率が高い証拠であり、腐食やシロアリ発生のリスクにもつながるため早急な対処が必要です。

塗膜の膨れ・破れ

塗膜の膨れや破れは、外壁内部に水分が浸入しているSOSサインです。

20年間塗装を放置した外壁は、経年劣化で塗膜が剥がれやすくなり、湿気が内部にこもって膨れ・破れを引き起こします。


この状態を放置すると、外壁の素材自体が劣化し、塗装では補修できないレベルに悪化するリスクがあります。

シーリングの硬化・断裂

外壁ボードのつなぎ目に施工されているシーリングは、一般的に5〜10年で劣化します。


20年外壁塗装を20年していない場合、シーリングが硬化し、ひび割れ・剥離・断裂が発生します。

シーリングは外壁の防水性能を担う役割があり、スキマから雨水が侵入すると外壁材や内部の柱・断熱材が腐食するため要注意です。

外壁塗装を20年してない場合のリスク

外壁塗装を20年間放置すると、塗膜の防水効果は失われます。

その結果、建物の内部にまで水分が浸透し、外壁の見た目だけでなく 建物の寿命そのものに深刻な影響を与えます。


外壁塗装を20年してない場合のリスクは、主に下記のとおりです。


  • 外壁内部の腐食

  • シロアリが発生する

  • 断熱性能が低下する

  • 構造部分が劣化する

  • 資産価値が大幅に低下する

外壁内部の腐食

外壁塗装を20年していない状態では、防水機能が完全に失われ、雨水が外壁の隙間から内部に浸入しやすくなります。


モルタル外壁やサイディング外壁では、内部に水分が染み込み、下地の木材が腐食したり、金属部分が錆びたりするリスクがあります。


内部腐食は、外からでは検知しづらく、被害が進行してから発見されることも多い厄介な劣化です。

内部腐食を放置すると、補修費用が通常の数倍に膨れ上がることも珍しくありません。

シロアリが発生する

外壁塗装を20年放置すると、雨水が浸入し内部の木材が湿った状態になり、シロアリにとって快適な環境が整います。


外壁と基礎部分の隙間やサイディングの裏側に湿気が溜まると、シロアリが繁殖しやすくなり、建物の構造体を食い荒らすリスクがあるのです。


また、シロアリ被害は耐震性にも影響を与え、外壁補修だけでなく防蟻工事や土台補修が必要になり、高額な修繕費用がかかってしまいます。

断熱性能が低下する

外壁塗装を20年していない建物では、塗膜の劣化だけでなく外壁材が劣化し、断熱性能も大きく低下します。


断熱性能が低下すると、夏は暑く冬は寒い住環境の悪化を招き、冷暖房効率も低下するため、光熱費が増加してしまいます。

構造部分が劣化する

外壁の劣化が進行すると、雨水が侵入し、柱・梁・土台などの構造部分が劣化します。

構造部分の劣化は、建物全体の安全性を左右する問題であり、耐震性の低下にも直結します。


構造部分の劣化はリフォームでは対応できず、大規模な補強工事や建て替えが必要です。

外壁塗装を20年以上放置すると、建物の寿命を大幅に縮めるリスクがあることを理解しておきましょう。

資産価値が大幅に低下する

外壁塗装を20年していない建物は、見た目だけでなく耐久性・耐震性・断熱性も低下するため、資産価値が大きく下がります。

不動産査定では外壁の状態が重視され、ひび割れ・カビ・色褪せ・塗膜剥がれなどがあると査定額が大幅に低くなります。


また、メンテナンス不足の家は不動産市場で敬遠されやすいため、売却までに時間がかかり、値引き交渉を受けやすくなるので要注意です。


資産価値を維持するためにも、定期的な外壁メンテナンスを実施しましょう。

外壁塗装を20年してないときにするべき対処法

外壁塗装を20年してないと、景観だけでなく建物の寿命も低下するため、すぐに下記の対処法を実践しましょう。


  • プロの診断を受ける

  • 高耐久の外壁塗装を施す

  • 定期的なメンテナンス計画を立てる

プロの診断を受ける

外壁を20年放置している場合、まずは専門会社による外壁劣化診断を受けるのが最優先です。


外壁内部の腐食やシロアリ被害は、表面からは判断しにくいため、プロの目視診断・打診・赤外線カメラなどを用いた調査が必要です。

プロの診断では、表面的な劣化だけでなく、劣化状況を細かくチェックしてもらえるため、どの程度の補修が必要かを明確に診断してもらえます。


20年以上外壁塗装をしていない場合、診断を後回しにすると取り返しのつかない状態になるため、早めに依頼しましょう。

高耐久の外壁塗装を施す

20年放置した外壁は、塗膜の劣化が深刻なため、再塗装をする場合は高耐久塗料を選びましょう。


一般的なアクリル塗料では耐久性が低く、劣化の早い外壁には不向きです。

下記の塗料は、耐久性が高いため、劣化スピードを遅らせられます。

塗料

耐用年数目安

シリコン塗料

約12~15年

フッ素塗料

約15~20年

無機塗料

約20~25年


無機塗料は、耐候性・耐熱性・耐汚染性が高く、20年間放置していた外壁にも適しており、長期的なメンテナンスコストを抑えられます。


また、外壁の状態が悪化している場合は「下地補修」をしっかり行うことも重要です。

ひび割れ補修・シーリング打ち替え・サイディングの反り補修など、下地補修を怠るとすぐに不具合が出るため注意しましょう。

定期的なメンテナンス計画を立てる

外壁塗装を20年放置しないように、定期的なメンテナンス計画を立てましょう。

具体的には、以下のようなスケジュールがおすすめです。


  • 5年に1度の外壁点検(プロによる無料点検など)

  • 10〜15年に1度の外壁塗装

  • 7〜10年でシーリングを打ち替え

  • 苔・カビが見えたら早期洗浄


メンテナンス計画を立てることで、外壁の劣化を早期に発見でき、結果として補修費用を最小限に抑えられます。


さらに、外壁の寿命を延ばし、快適な住環境も維持できるため、定期的なチェックを怠らないようにしましょう。

外壁塗装20年してない場合はすぐにご相談ください!

外壁塗装を20年していない建物は、見た目だけでなく外壁内部まで劣化が進行しているため、早急な補修工事が必要です。


  • 外壁塗装をしないまま放置していると、シロアリ被害や構造部分の劣化で建物の寿命が短くなる

  • 資産価値・建物の安全性を守るためにも、定期的なチェック・メンテナンスが必要

  • 外壁にSOSサインが出ている場合は、専門業者にチェックを依頼する


外壁塗装を20年してない場合だけでなく、本記事でご紹介したSOSサインが出ている場合は、お気軽にご相談・お問い合わせください。

https://www.crencer.co.jp/contact





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