2025/7/7 09:36
無足場工法とは?メリット・デメリットや費用をプロが解説

隣の家との間が狭くて、足場が立てられない・・・
店舗や施設の前に足場を置くと、営業の邪魔になる・・・
漏水などの緊急対応で、すぐに直さなければいけない!
そんなときに大活躍するのが「無足場工法」です。
この記事では、無足場工法のしくみやメリット・デメリット、他の工法との違い、費用の目安、安全面、そして業者の選び方まで、わかりやすく紹介します。
最後までお読みいただくことで、「無足場ってほんとに安全?」「ウチのビルでも使える?」といった疑問もきっとスッキリ解消するはずです。
無足場工法とは
「無足場工法(むあしばこうほう)」はその名のとおり、「足場を使わずに建物の外壁などを修理・点検・塗装する方法」です。
作業員はロープやゴンドラなどの道具を使って、建物の上から吊るされるような形で作業します。
具体的には、以下のような手段があります。
ロープアクセス工法:安全ベルトを装着し、ロープで建物を降りながら作業します。当社がもっとも得意としている工法です。
ゴンドラ工法:吊り下げ型のゴンドラに乗って作業します。
クレンセのゴンドラ工法施工事例はこちらをご覧ください。ブランコ作業:ロープにぶら下がる簡易的な方法です。安全面の観点から、近年ではあまり使われません。
続いて、こうした無足場工法はいったいどんな場面で活躍するのかを見ていきましょう。
どんな建物・場面で使えるの?
無足場工法が役立つのは、こんなケースです。
建物のまわりにスペースがなく、足場が立てられない
商業施設や病院など、営業を止めたくない現場
一部分だけの補修や点検ですぐに対応したい
高所での作業が必要だが、短期間で終わらせたい
台風・地震が近づいていて、足場設置が不安
「ビルの8階部分の外壁が少しだけ割れている」「雨漏りの原因を調べたい」といった場合、足場を全部組もうとすると、どうしてもコストが高くなります。
そんなときこそ、無足場工法がピッタリです。
一方で、大規模な修繕をする場合には、足場を組んで作業をおこなう方が適しています。
それぞれの工法に向き不向きがあるので、状況に応じて、足場工法と無足場工法のどちらを選ぶか検討してください。
無足場工法の6つのメリット
無足場工法での作業には、以下の6つのメリットがあります。
コスト削減・工期短縮
騒音や振動が少ない
防犯・景観への影響が少ない
地震や台風の際も安全
狭い場所でも対応できる
緊急時でもすぐに対応できる
それぞれ詳しく解説します。
【メリット1】コスト削減・工期短縮
無足場工法では、足場を設置せずに作業できるため、準備や片付けの時間を短縮できます。
そのぶん、工事全体のスピードが速くなり、トータルのコストも抑えやすくなるのです。
「短期間で終わらせたい」「ピンポイントでの補修だけをしたい」といった場面に向いています。
【メリット2】騒音や振動が少ない
無足場工法は、大きな機材の設置が少ないため、騒音や振動を抑えた施工が可能です。
そのため、オフィスビルや商業施設、病院など、静かな環境が求められる場所でも配慮した作業ができます。
【メリット3】防犯・景観への影響が少ない
無足場工法では建物を覆わずに作業できるため、建物の見た目や看板をそのまま活かしながら施工できます。
また、外部からの視界も遮られにくいため、防犯意識が高い施設や住居でも安心感を保ちやすいのが特長です。
【メリット4】地震や台風の際も安全
無足場工法は、常設の構造物を組み上げる必要がないため、風や揺れの影響を受けにくいという特長があります。
自然災害への備えを重視する施設や、限られた期間での安全施工を求められる現場などに向いています。
【メリット5】狭い場所でも対応できる
足場の設置が難しい、建物のすき間や狭小地でも、無足場工法なら施工が可能な場合があります。
「隣の建物との間が狭い」「裏手のスペースが確保できない」といった都市部の建物でも対応しやすいのが利点です。
【メリット6】緊急時でもすぐに対応できる
雨漏りや外壁のひび割れなど、すぐに修繕が必要なケースでは、無足場工法が役立つことがあります。
設備の準備がコンパクトなため、現地確認から作業開始までがスムーズに進みやすく、スピード感のある対応が可能です。
とくに、店舗が入っているビルやマンションでは「営業しながら工事ができる」ことは大きなメリットであり、当社でも多くのお客さまから無足場工法での作業依頼をいただいています。
無足場工法の4つのデメリット
もちろん無足場工法にはメリットばかりではなく、気をつけるべきポイントもあります。
作業できる範囲に限りがある
雨や風が強い日は作業ができない
高い技術をもった職人に対応してもらう必要がある
安全装備や訓練がしっかりしていない業者には頼めない
それぞれ詳しく解説します。
【デメリット1】作業できる範囲に限りがある
無足場工法では、ロープやゴンドラを建物の屋上から使って作業を行います。そのため、屋上の形が三角屋根のように特殊だったり、ロープを固定できる場所がない場合には対応が難しいことがあります。
また、作業員の動きもロープの届く範囲に限られるため、上下には移動しやすくても、左右への移動には時間がかかることもあります。
一方で、足場工法なら広い作業スペースができるので、作業員が上下左右に自由に動けます。広い範囲を一度に補修したいときは、足場工法の方が効率的なケースもあります。
無足場工法が向いているかどうかは、建物の形や作業の範囲を見て判断するのが大切です。
【デメリット2】雨や風が強い日は作業ができない
無足場工法では、作業員が高所で体を支えながら作業するため、強風や大雨などの天候に大きく影響されます。安全第一のため、天候が悪い日は中止や延期になることもあります。
そのため、スケジュールに少し余裕を持っておくことが大切です。
クレンセでは、作業当日の朝5時半時点で、作業実施の可否を判断しています。
【デメリット3】高い技術をもった職人に対応してもらう必要がある
足場工法では、広い作業スペースで安定した体勢を取りやすいのに対し、無足場工法ではぶら下がりながら細かい作業を行う必要があります。
そのため、高度な訓練と経験を持った作業員でなければ安全かつ正確に作業するのが難しいのです。
【デメリット4】安全装備や訓練がしっかりしていない業者には頼めない
無足場工法は、見た目にはシンプルでも、正しい装備と厳格な安全ルールが不可欠な作業です。
装備が不十分だったり、作業員が訓練を受けていなかったりすると、思わぬ事故につながるおそれもあります。
このようなデメリットもある工法だからこそ、業者を選ぶときは、安全管理がしっかりしているか、資格や実績があるかをチェックすることが大切です。
クレンセでは、ご依頼内容に応じて最適な職人をアサインする方式を取っています。
足場工法をはじめて20年以上、無事故を継続していることからも、職人の技術の高さがわかります。
作業前には無料の現地調査を実施しています。
足場工法を実施するのに向いているかどうか、どのくらいの費用・期間で作業ができるかをお知らせしたうえでご検討いただけます。
無足場工法の費用の目安
作業内容によって変わりますが、無足場工法は足場工法よりも30〜50%安いケースが多いです。
小規模な外壁補修:30〜80万円
中規模な点検+補修:100〜150万円
高層ビルの一部補修:200〜300万円〜
費用感を知りたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ご希望の作業内容と類似した施工事例をご紹介させていただきます。
無足場工法での作業は、私たちクレンセにお任せください!
無足場工法は、「狭い・急ぎ・営業中」などの現場にぴったりな、便利で安全な工法です。
「うちの工事にも無足場工法が使えるのかな?」など、ご不明な点がありましたら、ぜひ私たち株式会社クレンセにご相談ください。
20年以上の施工歴と2,500件以上の実績
緊急対応・全国対応もOK
ドローンによる事前調査も可能
「とりあえず話だけ聞いてみたい」「費用感が知りたい」そんな方も大歓迎です。
無足場工法に関することならなんでも、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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